文化施設
2件明石市にある博物館、美術館、資料館など。
- 明石市立天文科学館
- 明石市立文化博物館
兵庫県
あかしし
兵庫県中南部で播磨灘に面する明石市は、淡路島へ架かる明石海峡大橋や、日本標準時子午線が通る街です。激しい潮流で育つ「明石だこ」などの海の恵みは、約400年の歴史を持つ「魚の棚商店街」に並び、市民の台所として日常に溶け込んでいます。地元のタコを使いだし汁で味わう「明石焼(玉子焼)」は、独自の食文化として現在も愛され続けています。 江戸時代に明石城が築かれ、現在の街の骨格となる城下町が形成されました。当時の町割りには宮本武蔵が関わったとされ、商店街の原型にもなっています。近代には子午線の標識が建てられ、現在は天文科学館が街のシンボルとして佇みます。海とともに発展してきた港町の記憶が、今日の営みへと静かに続いています。
最終更新日:2026年7月20日
小麦粉、じん粉、卵、だし汁を合わせた生地にタコを入れ、銅製の焼き鍋で丸く焼く明石市の料理です。地元では「玉子焼」と呼ばれ、焼き上げたものを昆布やかつお節で取った温かいだし汁につけて食べます。卵とだし汁を多く使うため生地はやわらかく、じん粉を加えることで冷めても硬くなりにくいとされます。江戸末期から明治期に始まったとする説があり、大正期には市内で広く食べられるようになりました。
タコを米、だし、醤油、酒、みりんなどとともに炊く、淡路島と東播磨に伝わる炊き込みご飯です。生ダコ、ゆでダコ、干しダコのいずれも使われ、干しダコは軽くあぶってから細く切る作り方があります。播磨灘では江戸時代からマダコ漁が知られ、漁の後に下ごしらえの手間が少ない料理として作られたと伝えられています。炊き上がりにしょうが、三つ葉、ねぎ、のりなどを添えるほか、家庭や地域によって調味やタコの処理が異なります。岡山県のたこめしが倉敷市下津井周辺のタコと煮汁を生かすのに対し、兵庫県では淡路島・東播磨で生ダコ、ゆでダコに加えて干しダコも用いる点に特徴があります。
明石市にある博物館、美術館、資料館など。
明石市にある公立図書館と公文書館。
明石市に残る城、城跡、館跡など。