神奈川県
川崎市
かわさきし
都心と横浜の中間に位置する川崎市は、生田緑地などの豊かな自然や、現代を象徴するダイナミックな工場夜景が共生する活気に満ちた大都市です。厄除けで名高い川崎大師の門前町では名物の「久寿餅」が愛され、職人の手仕事が光る煎餅「大師巻」などの「かわさき名産品」が人々の日常を美味しく彩っています。かつて徳川家康の命で開削された県下最古の人工用水「二ヶ領用水」は、のちに田中休愚が復興させ、国登録記念物の円筒分水とともに今も街を潤しています。また、建保二年に王禅寺山中で発見された日本最古の甘柿「禅寺丸柿」は明治天皇へ献上され、駅名「柿生」の由来として歴史を伝えています。かつて下流域を染めた「多摩川桃」の記憶や門前町の伝統が、現在の豊かな営みと交差しています。
最終更新日:2026年7月31日
郷土料理・ご当地グルメ
この地域で親しまれている味を1件紹介します。のらぼう菜のおひたし
のらぼう菜の茎と葉を塩を加えた湯でゆで、冷水に取って水気を切り、醤油、だし、かつお節などで味付けする川崎市多摩区周辺の料理です。のらぼう菜は地域で栽培されてきたアブラナ科の野菜で、春に伸びる花茎を食用にします。苦味が比較的少なく、茎の甘味と食感を生かすため、短時間で加熱します。ゆで時間や味付けは家庭によって異なります。