埼玉県
さいたま市
さいたまし
埼玉県の中東部に位置するさいたま市は、2001年に旧浦和・大宮・与野の3市が合併して誕生し、2005年に旧岩槻市を編入して現在の市域となった県都です。新幹線が分岐する大宮駅周辺の商業・交通拠点、県庁などの行政機能が集まる浦和、業務・文化施設が並ぶさいたま新都心など、旧市ごとに育まれた複数の中心を持っています。中山道の宿場町、武蔵一宮氷川神社の門前町、岩槻の城下町といった異なる歴史が一つの市の中で重なり、見沼田んぼなどの自然も残ります。ひとつの中心へ集約するのではなく、各地域の個性を生かしながら県都として歩んでいることが、さいたま市らしさです。
最終更新日:2026年8月2日
郷土料理・ご当地グルメ
この地域で親しまれている味を2件紹介します。豆腐ラーメン
醤油味のスープに中華麺を入れ、豆腐と豚ひき肉を醤油などで煮て、とろみを付けたあんを載せるさいたま市岩槻区のラーメンです。麻婆豆腐とは異なり、唐辛子の辛味を強くせず、比較的あっさりとした味に仕上げます。昭和期に地域の飲食店で、まかない料理から商品化されたとされています。豆腐の大きさ、あんの濃度、ひき肉やスープの味付けは店舗によって異なります。
浦和のうなぎ
開いたウナギを串へ刺し、蒸してからたれを付けて焼く蒲焼を中心とする、さいたま市浦和区周辺の食文化です。江戸時代、沼や川が多かった浦和周辺で捕れたウナギを、中山道を訪れる人へ提供したことから名物になったとされています。地域での漁獲が減った後も、蒲焼を提供する店と調理技術が受け継がれています。静岡県の料理とは別に、浦和の飲食文化として登録します。