沖縄県

北大東村

きただいとうそん

太平洋上の北大東島と沖大東島を管轄する北大東村は、隆起サンゴ礁の島に築かれた開拓の村です。北大東島では1903年(明治36年)に本格的な開拓が始まり、八丈島から渡った人々の文化と沖縄の文化が重なりました。平坦な農地ではサトウキビ栽培が行われ、製糖は島の基幹産業となっています。無人島の沖大東島では、かつてリン鉱石の採掘が行われ、その遺構が近代産業の歴史を伝えます。周囲を断崖に囲まれた北大東島では、大型船を直接接岸できないため、港のクレーンで人や荷物を上げ下ろししてきました。空港と船便が生活を支え、開拓・製糖・海上交通の記憶が現在の島の姿に受け継がれています。

最終更新日:2026年8月2日

LOCAL FOOD

郷土料理・ご当地グルメ

この地域で親しまれている味を1件紹介します。
大東そば

南大東島および北大東島で受け継がれている独自の麺料理です。八丈島からの移民文化の影響を受け、うどんと沖縄そばが融合して独自の進化を遂げた背景を持ちます。もっちりとした食感とスープの絡みが抜群な平打ちちぢれ麺を使用するのが最大の特徴です。スープは鶏ガラや豚骨、カツオ節を合わせたあっさりとした味わいで、具材には三枚肉やかまぼこ、ネギなどがシンプルに盛り付けられます。現地だけでなく那覇市内でも専門店が存在し、幻のそばとして人気を集めています。

ABOUT TOWNARY

日本を散歩する、 街の辞書。

Townary JAPANは、日本全国47都道府県・市区町村の地域情報を起点に、道の駅、ご当地グルメ、歴史、文化、名所、交通、暮らしなど、街にまつわるさまざまな情報をつないでいく「日本を散歩する街の辞書」です。

有名な観光地だけを紹介するのではなく、地図を歩き、街から街へ情報をたどるうちに、これまで知らなかった場所や、少し気になる場所に出会えることを大切にしています。

旅をするときも、暮らす街を知りたいときも、目的を決めずに日本を眺めたいときも。Townary JAPANは、一つひとつの街の個性をつなぎながら、日本をもっと身近に、もっと面白く感じるための入口をつくっていきます。