文化施設
2件日南市にある博物館、美術館、資料館など。
- 飫肥城歴史資料館
- 日南市小村寿太郎記念館
宮崎県
にちなんし
日南海岸の入り組んだ海と後背の山地に広がる日南市は、飫肥、油津、北郷、南郷など性格の異なる地域から成る街です。内陸の飫肥は伊東氏の城下町として栄え、石垣や武家屋敷、町家が残る重要伝統的建造物群保存地区です。広渡川河口の油津港は、山で育てた飫肥杉の積出港として発展し、堀川運河や赤れんがの建物に林業と海運の記憶が残ります。北郷は山と温泉、農林業の地域で、南郷は外浦港や目井津港を中心にカツオ一本釣りなど漁業が盛んです。2009年の合併でこれらの地域が一つの市となりました。城下町だけ、海辺だけでは捉えきれず、杉を育てる山、材を運ぶ川と港、魚を水揚げする漁村が連続していることが、日南市の成り立ちを示しています。
最終更新日:2026年8月2日
日南市の油津周辺に伝わる郷土料理で、トビウオなどの魚のすり身を麺状に加工して作ります。太平洋戦争中に物流が滞り、小麦粉が不足した際、魚のすり身をうどんの代わりとして利用したことが始まりとされています。一時は作られる機会が減りましたが、地域の漁協女性部などによって復活しました。魚から取っただしを使った汁で食べるほか、現在は学校給食にも取り入れられています。
日南市の飫肥地区に江戸時代から伝わる魚のすり身を使った揚げ物です。イワシやトビウオなどのすり身に、豆腐、黒砂糖、味噌、醤油などを混ぜ合わせ、形を整えて油で揚げます。豆腐を加えることでやわらかな食感となり、黒砂糖や味噌を使った甘みのある味付けが特徴です。日南地域で水揚げされる魚を活用した料理として、現在も家庭のおかずや地域の特産品として作られています。
日南市南郷地区などの漁師町で食べられてきた、カツオを使ったご飯料理です。もともとはカツオ漁の船上で、獲れた魚の刺身をご飯にのせ、お茶を注いで食べたことが始まりとされます。現在は醤油を基本としたタレに漬けたカツオをご飯に盛り、薬味などを添えた後、熱いだしをかけて食べる方法もあります。カツオ漁が盛んな日南地域の生活と結びついた料理として受け継がれています。
日南市富土周辺の漁師町に伝わる、イセエビを使った炊き込みご飯です。イセエビ漁の建網にかかったブダイなどの磯魚からだしを取り、醤油と砂糖で味を付けます。そのだしで米とぶつ切りにしたイセエビを一緒に炊き上げて作ります。魚介を無駄なく活用する漁師町の料理で、イセエビを使うことから祝い事などの食事としても作られてきました。日南地域の海の生活を伝える料理です。
一本釣りカツオの水揚げが盛んな日南市で提供されているご当地料理です。カツオを2種類のタレに漬け、最初はそのまま食べ、次に七輪で表面を炙り、最後にだしをかけて茶漬けにする構成です。県産食材を使った副菜や汁物なども組み合わせ、市内の参加店舗で共通の基準に沿って提供されます。カツオ漁と地域の飲食店を結び付ける料理として開発されました。
日南市にある博物館、美術館、資料館など。
日南市にある公立図書館と公文書館。