文化施設
3件天草市にある博物館、美術館、資料館など。
- 天草キリシタン館
- 天草市立御所浦白亜紀資料館
- 天草市立本渡歴史民俗資料館
熊本県
あまくさし
天草市は、下島の大部分、上島西部、御所浦島など多数の島から成り、2006年に本渡市・牛深市と8町が合併して生まれた広い市です。下島西岸の崎津集落は、禁教期に漁村の暮らしの中で信仰を続けた歴史を伝え、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産です。天草陶石は白磁原料として採掘され、有田焼など各地の窯業を支えてきました。南部の牛深は漁港と海上交通の町、御所浦は白亜紀の地層と恐竜化石で知られ、本渡は行政・商業の中心です。海を挟んで集落が分かれるため、港、橋、航路、道路の組み合わせが生活を左右します。一つの市名の中に、信仰、漁業、採石、化石、港町という異なる島の歴史が並んでいます。
最終更新日:2026年8月2日
天草地域で食べられている、タコと野菜を味噌で炒める郷土料理です。料理名に「ぶた」とありますが、豚肉は使いません。琉球から豚肉とニガウリなどを炒める料理が伝わったものの、当時の天草では豚肉が貴重だったため、地域で獲れるタコを代わりに使ったことが始まりとされています。茹でたタコと、なすやゴーヤなどの野菜を炒めて味噌で調味し、海産物と畑の野菜を組み合わせる家庭料理として受け継がれています。
天草地域に伝わる、乾燥させたさつまいもともち米で作る餅菓子です。傾斜地が多く水が少ない天草では米作りが難しく、さつまいもが重要な作物となりました。薄切りにして茹でたさつまいもを天日で乾燥させたものを「こっぱ」と呼び、水で戻して少量の蒸したもち米と一緒について作ります。貴重な米の使用量を抑えながら保存した芋を利用する方法として生まれ、そのまま食べるほか、切って焼いて食べることもあります。
天草地域などで作られる、細切りのさつまいもを衣でまとめて揚げた郷土料理です。揚げた姿がカニの足のように見えることから、地域でカニを意味する「がね」の名が付いたとされています。天草では衣に生姜を加える作り方があり、かつては椿やさざんかの実から搾った油を使うこともありました。仏事で魚を使わない際の精進料理や、収穫したさつまいもを使う家庭のおやつとして作られ、地域の集まりでも食べられています。
天草市河浦町などに伝わる、じゃがいもから作る団子を入れた汁物です。「せん」は、すりおろしたじゃがいもから分けた繊維とでんぷんを指し、これらを合わせて丸い団子にします。河浦町に建てられた孤児院で、宣教師のフェリエ神父が子どもたちに食べさせたことが始まりと伝わります。団子を、わかめなどの海藻や季節の野菜と一緒に煮込みます。地域で入手できるじゃがいもと海産物を利用した家庭料理として受け継がれています。
天草市有明町など、タコ漁が行われる地域で作られる炊き込みご飯です。水揚げしたタコを足を広げた状態で潮風に干し、乾燥させた干しダコを細かく刻んで使います。干しダコを水で戻し、戻し汁とともに米へ加えて炊くことで、ご飯にタコの風味が移り、色も赤みを帯びます。冷蔵設備がなかった時代に海産物を保存して利用する方法から生まれた料理で、天草地域の家庭料理や地域の特産料理として受け継がれています。
天草市にある博物館、美術館、資料館など。
天草市にある公立図書館と公文書館。
天草市に残る城、城跡、館跡など。
天草市にある道の駅。